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リフォーム前にチェックするべきポイント
リフォームした家を中古物件で購入する機会がある場合に、気をつけたい失敗しやすいポイントをお伝えします。
とくに外見だけではわかりにくい内壁や基礎、天井裏などにも注意を払います。
なぜそういった個所に注意を払うべきかというと、家の断熱性や結露といった点に大きな違いが生まれるからです。
沖縄の気候に合ったリフォームができているかはこういった個所が大切です。
内装、水回り(キッチン、台所、トイレ)の確認
まず、家の外観や体裁が気になると思います。
外装はべつとしても内装は、よく見ないと家のつくりに詳しくない人の場合には、あっさり見落としてしまいがちなことがあります。
内装では染みやカビ、変色、傷みがないかを確認しましょう。
購入してから気づいては不便な暮らしやさらに費用が掛かることになりますので必ずチェックを行いましょう!
他には給湯設備は正常に機能してお湯が出るかとか、風呂の床面の排水はスムーズか、台所の流し台部分の水の流れはよいか、トイレはちゃんと水が流れるか、そして勢いは十分かなど可能な限り水やお湯を出してみて調べます。
すでに配管の途中や継ぎ手の部分で水漏れがないかや、外まわりや外壁、コンクリート面などにいつも湿っているような個所や黒いカビや緑色のコケが生えているような個所がないかもチェックします。
結露や漏水のおそれがあるからです。
工事中の家の場合、そのリフォーム業者が手掛けている物件を見学して確かめることもできます。
この工事中の個所の見学を大きな理由もなく渋る業者は要注意です。
できれば、まだ業者の選択前ならば手掛けた家について、工事中あるいは施工後の様子を見学し、結露しにくい家かどうかを確かめるといいです。
とくに沖縄の場合には、カビが出たり、内壁の断熱材によっては、内壁部分から傷みが進行することもあるからです。
建物基礎の確認
建物の基礎部分は床下から見ることもできますし、畳の個所ならば板をはずしてもらえば、ある程度見ることもできます。
基礎の柱の防虫処理や基礎にどのような手が加えられているか、業者の立ち合いでよく調べます。
家の根幹となり、寿命を決めるかもしれない基礎部分が、古い家のままで腐食や虫食いで傷んでいるのに、その部分をリフォームの作業が加えられていないかもしれないので、チェックすべき個所です。
こちらも、床下からの断熱が十分かどうかもよく尋ねてみてください。
床を踏んでみて沈むような場所がある場合にも、注意が必要です。
中古物件を購入する上で欠かせない基礎チェックのまとめ
沖縄で中古物件、リフォーム済みの中古物件を購入する際は内装、水回り、建物の基礎をチェックしましょう!
結露や漏水など水分による劣化が格段に速いので、そこを見逃すと購入してすぐに修繕や交換になる可能性が高くなります。
そういったことを未然に防ぐためにも事前に知識を持って、購入前にチェックするようにしましょう!