リフォームでなぜ耐水性を高めた場合のメリットとは?
木造建築の一戸建ての場合、建物を長持ちさせるためには、耐水性を維持させるように心がけるようにしなければなりません。耐水性を高めたところで、どういうメリットが生まれるのでしょうか?
それは、 雨漏り予防 です!
雨漏りは屋根から水滴が落下してくるだけではありません。
壁から染み込んで、室内へ染み出てくる被害もあります。
特に、沖縄はちょうど台風の通り道になっています。強い台風では雨と風が同時にふきつけてきます。通常、屋根や外壁というのは雨が上から降ることを想定して防水されています。
ですが、雨や風が同時に長い時間吹き付けると、外壁のと屋根の境目から浸水する可能性があります!
「気付いた時には室内に水が染み出てきていた・・・!」ということにならないように、リフォームを検討するときは、常に耐水性を意識するように心がけましょう^^
劣化は湿度との関係がポイント?
住まいの経年劣化は、湿度との関係もポイントです。屋根塗装と外壁塗装が、耐水性を発揮していると、住まいの内部への雨水の染み込みを防止できます。
塗装は、雨水の染み込み防止に効果的ですから、少しでも耐水性能が長持ちするように塗料を選びましょう。
雨水の染み込みは、壁だけでなく、柱や梁にも伝わっていきますので、長い時間をかけることになるものの住まいの内側全体にまで被害が拡大される可能性があります。
建物の内部には高低差や段差がありますから、ある特定の場所で雨水が蓄積されてしまう場合もあります。
雨水の蓄積は、乾燥しても周辺を過剰な湿度にしてしまいますから、木材を腐敗させる要因になります。
柱や梁の構造体を、天然無垢材で施工してあれば、雨水に濡れても腐敗しにくいのですが、もしも部材や留め具に金属性の製品を使用していれば、サビの原因になります。
補強材や化粧材を特殊な輸入材で施工していると、柱や梁とは違って害虫の被害が発生する場合もあります。
塗装で常に耐水性を維持
耐水性の高い塗料は価格が高くなりますが、住まいを長持ちさせる効果が高いので、長い目でみるとお得になります。
木造建築の一戸建ては、老朽化してくる前にリフォームを検討しましょう。リフォームを早めに検討すれば、経年劣化は止められなくても、腐敗や損傷を予防しやすくなります。
耐水性の高い塗装は、仕上がりが美しいです。
塗膜を見たときに、黒くなってきたり、緑色になってきたり、変色を感じたら、再塗装を検討しましょう。塗装は適切なタイミングで再塗装するようにしましょう!